大豆製品を食べ、水中運動をして、辛い更年期障害を改善しよう!
閉経期を迎えた女性は、女性ホルモン「エストロゲン」が急激に低下ていきます。
そのことによって、めまいや頭痛、ほてり、のぼせなどの様々な不快症状があらわれます。
女性ホルモンの低下に伴って、引き起こされるこれらの症状を総称して、更年期障害と呼びます。
ここでは、更年期の女性を襲う辛い更年期障害を予防、改善するために効果的な食事や、運動について、ご紹介します。
更年期障害を改善する食事
① 大豆製品を積極的に摂ろう。
大豆製品に含まれるイソフラボンが 女性ホルモン「エストロゲン」と同じような働きをすることが分かっています。
ですので、不足しがちなエストロゲンを補うために、大豆製品を積極的に摂るようにするといいです。
② おすすめ食材は、納豆、豆腐、きな粉
具体的な食材としては、納豆、豆腐、油揚げ、きな粉などが挙げられます。
朝食が和食の方は、お豆腐と油揚げを使ったお味噌汁と、納豆かけご飯がおすすめです。
朝食が洋食の方は、きな粉に牛乳を混ぜ、はちみつを加えたきな粉牛乳や、豆乳がおすすめです。
「きな粉牛乳って、飲みにくそう」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、これが意外と香ばしくて、美味しいです。
あと、お豆腐を使ったレシピもいいですね。
③ 安くてお手軽!豆腐の卵とじ丼ぶり
私が気に入っている豆腐を使ったレシピは、豆腐の卵とじ丼ぶりです。
親子どんぶりの鶏肉の代わりに、豆腐を使ったレシピで、ヘルシーで満腹感もあり、おいしい上に、節約レシピでもあるので、おすすめです。
更年期障害を改善する運動
① 水中歩行や、水中運動をしよう。
更年期障害を改善する運動として、一番おすすめなのは、水中歩行や、水中運動、水泳です。
運動といっても、激しい運動を何時間もする必要はありません。
簡単な有酸素運動を1日20分程度するだけで、更年期障害の症状は緩和できます。
ですので、水中歩行なら、30分ぐらい、無理のない範囲で行えば、十分です。
水中運動は、毎日行えば、理想的ですが、現実には、毎日行うのは、むずかしいので、1週間に、2回くらい、行うだけでも、効果があります。
水中運動を行うと、筋肉がほぐれて、体が動きやすくなり、気分もスッキリするので、メリットがいっぱいです。
② 朝のウォーキング、散歩も効果的
朝日を浴びながらのウォーキングや散歩も、更年期障害の緩和に効果があります。
朝の光は体内時計を整えてくれます。
また、太陽の光を皮膚から吸収することによって、ビタミンDが合成され、骨を強くしてくれる効果もあります。
したがって、朝の散歩は、更年期の女性がなりがちな骨粗しょう症予防にも、効果を発揮してくれます。
まとめ
更年期障害を改善するには、大豆イソフラボンを含む大豆製品を積極的に摂るのがいいです。
具体的な食材は、納豆、豆腐、油揚げなどがあります。
納豆が嫌いな方は、きな粉を食べるのもいいですね。
また 運動は、水中歩行や水泳が最もおすすめです。
「水中歩行や水泳は、プールなどに行かなければならないので、時間と手間がかかる」とお考えの方には、朝の散歩が良いでしょう。
運動は、ハードな運動を何時間もするより、お手軽な運動を毎日、20分程度やることで、効果が期待できます。
更年期障害を予防する生活習慣は、大豆イソフラボンを含む製品を積極的に摂ることと、水中歩行や、散歩などの適度な運動を毎日、20分程度、継続して行うことが大切です。
どちらも、そんなに難しいことではなく、今からでも、すぐに実践できる簡単な方法です。
「更年期障害の症状は、10年ぐらい続く」と言われていますので、生活習慣を改善して、是非、痛みのない快適な生活を手に入れて下さい。"